ラスクの袋詰め作業を手作業で行っている方に、充填機という機械を使うメリットについてご紹介します。(ここでは、一口サイズのラスクを取り上げます)
手作業でのラスクの袋詰めは、数が少ないうちは良いかもしれませんが、生産量が増えてくるとなかなか負担が大きいのではないでしょうか。ラスクには砂糖やシナモンの粉などが含まれることが多いですが、袋詰めの際に袋のふちに粉がついてしまうと、シール不良の原因になることもあります。
充填機という機械を使うと、ラスクの袋詰め作業を楽に行うことができます。
最近はデパートだけでなくコンビニでもラスクが売られているのをよく見かけるようになりました。一口サイズのラスクは、手軽につまめるおやつとしても人気があります。
人気が高まってくると、どうしても生産に携わる方に負担がかかってしまいますよね。
手作業で袋詰めをすると、重量にばらつきが出やすくなります。一定の量を袋詰めするためには、袋に詰めて重さを量って、量を調整して、また重さを量って…と、ひとつひとつに時間がかかってしまいます。また、袋詰めの作業をずっと繰り返すのは体力的にもしんどいと思います。
そこで、充填機という、袋詰め作業を自動で行ってくれる機械のご使用をおすすめします。今からご紹介する機械は、正確には、完全に自動というわけではなく、重量を量って袋に詰める作業を自動で行う、半自動の機械となります。
充填機メーカーナオミの充填機では、一口サイズのラスクの充填におすすめの機種として、振動フィーダー充填機(FTZ)をご用意しています。
振動フィーダー充填機は、フィーダーという板のようなものが振動し、その振動によって充填物が前へ前へと送られていく仕組みになっています。充填物に圧力がかからないので、充填物の形を壊すことなく、充填をすることができます。
ホッパーに入れた充填物はフィーダーの振動によって流れていき、その先にある計量ボックスに溜まっていきます。この計量ボックスで設定した重量を計量し、計量ボックスのふたが開くと、吐出シュート、吐出ノズルを通って袋に充填する、という流れで充填を行います。
充填機を使用すれば、設定しておいた量を充填できるので、日々の作業負担を減らすことができます。袋の口を吐出ノズルに差し込んでスイッチを押すと、計量ボックスのふたが開いて袋に充填が行われます。
この時に袋の口をしっかりと開けて、袋の奥の方まで吐出ノズルを差し込んでおくのがコツです。そうすることで、袋のふちに粉が付着することを防げます。
機械の主な構成部品としてはホッパー、フィーダー、計量ボックス、吐出シュート、吐出ノズルで、とてもシンプルなつくりになっています。工具を使わずに分解ができ、日々のお手入れも簡単です。
振動フィーダー充填機を使ってみたいという方はぜひ、充填機メーカーナオミまでお問合せください。
無料で充填テストやデモンストレーションをさせていただくことも可能です。