チョコレートを手作業で充填する際、原料がシリコン型やカップ容器のフチに垂れて付着すると、拭き取り作業に時間や労力がかかります。また、チョコレートは温度が下がると固まりやすく、短時間での充填作業が求められます。今回は、チョコレートの充填をスムーズに行うことができる充填機の特徴と、充填機を導入する際の注意点をご紹介します。
パズル充填機 粘体仕様（RD703+RU01）の3つの特徴
充填機メーカーナオミの場合、チョコレートの充填に最適な充填機はパズル充填機 粘体仕様（RD703+RU01）です。パズル充填機の3つの特徴をご紹介します。
1. 原料の垂れや容器への付着を防ぐ
オプションのシャット弁を充填ノズルに取り付けることで、チョコレートの垂れや容器のフチへの付着を防ぎ、拭き取り作業の手間を省いて充填作業を効率化します。また、道具や作業台にチョコレートがベタベタと付着し汚れるのを防げるため、作業がスムーズに行え、洗浄作業の負担も削減できます。
2. 少量でも精度の高い充填が可能
パズル充填機の耐熱温度は100℃まで対応しているため、高温のチョコレートを素早く充填することが可能です。また、タッチパネルには約10グラム以上の原料を最大20品目まで登録でき、シリコン型やカップなどの小さな容器にも精度良く充填できます。登録したグラム数を選択し、スイッチを押すだけで簡単に小分け充填が行えます。
3. 品種替えが簡単
パズル充填機は工具を使用せずに分解でき、接液部を洗浄するだけで異なる種類のチョコレートの充填が可能です。例えば、ブラックチョコレートを充填し、次にホワイトチョコレートを充填するなど、1台で複数のチョコレートの充填を行うことができます。またチョコレートのほかにも、シュークリームやエクレアのクリームを充填する場合にも簡単に品種替えが行えます。
充填機を導入する際に注意しておくポイント
チョコレートは季節や作業場の温度によって粘性が変わるため、事前に充填機を用いたデモンストレーションを行っておくことが大切です。温度や作業場の環境によっては、パズル充填機 粘体仕様（RD703+RU01）とは異なる機種をおすすめする場合もあります。そのため、実際の作業環境下で希望通りに充填できるか確認しておくことがポイントです。
充填機メーカーナオミでは、充填物や充填方法に合わせた最適な機械をご案内しています。ご購入前には営業担当が訪問し、実際に製品を使ってのデモンストレーションも行っています。心配事やご不明な点などお気軽にご連絡ください。
