牛乳を衛生的にボトルやパックに充填できる小ロット生産に最適な充填機とは?

牛乳を衛生的にボトルやパックに充填できる充填機はパズル充填機です。

牧場などで搾乳した牛乳は、雑菌の繁殖を防ぐため、低温殺菌した後すぐに瓶や紙パックやボトル・業務用ポリ容器などへ充填する必要があります。今回は、牛乳をスピーディーに定量充填できる充填機の特徴と、充填する際に注意するポイントについて解説します。

牛乳の充填に適した充填機の特徴

充填機メーカーナオミの場合、チューブ式のパズル充填機 液体仕様(RD703+DU01 )が牛乳の充填に適しています。牛乳を殺菌する装置パステライザーと、充填機のチューブを直接つないで充填できるため、牛乳が外気に触れることなく衛生的に充填できます。パズル充填機の特徴を3つご紹介します。

1. スピーディーに充填できる

パズル充填機は、約10gから6kgまでの牛乳を定量充填でき、低温殺菌後の牛乳を素早く容器に充填できます。また、オプションのシャット弁を使用すると、牛乳が充填ノズルから液ダレすることを防げるので、容器を汚すことなく効率的な充填が可能です。

2. 専用ヘッド交換で充填物の切り替えが可能

パズル充填機はヘッドを交換することで、ジェラート、飲むヨーグルトなどの粘性のある充填物にも使用することができます。また、充填機にはメモリー機能がついており最大20品目を設定できます。充填物や容器のサイズに合わせて事前に登録したタッチパネルを操作するだけで、多品種小ロットの充填をスムーズに行えます。

3. ストレーナーセットで異物混入を防ぐ

ストレーナーセット(オプション品)をチューブに装着すると、充填物に含まれるカスなどの異物を最小限にすることができます。細目から粗目まで、原料に応じた番手を選ぶことで異物混入の防止につながります。

充填機を使用して作業をする際の注意点

牛乳の製造工程では、温度管理や衛生管理をしっかりと行うことが求められます。充填する際は、外気に触れないように配慮し、作業時間を短縮することが重要です。また、牛乳などの液体充填のみを行いたい場合には、チューブ充填機(6DTZ)という別の充填機が最適な場合もありますので、事前のデモンストレーションを行うと良いでしょう。
充填機メーカーナオミでは、充填物や充填環境に合わせた最適な機械をご案内しています。ご購入前には営業担当が訪問し、実際に製品を使ってのデモンストレーションも行っています。まずはお気軽にご連絡ください。
 

 

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