充填機の性能「充填速度」と「充填精度」は、どちらを重要視すべき?

充填機を選ぶ時、気になってくるのが「充填速度」と「充填精度」ですよね。まず、この言葉の意味からご説明します。「充填速度」とは、1時間あたりに、どれくらい多くの充填物を生産できるか?または、1回の充填吐出量がどれくらい多く充填できるか?ということを指します。続いて「充填精度」とは、いかに精度よく充填物を注入できるか?ということを指します。

充填機を使用するうえで一番理想なのは、1回の充填量が多く、さらに1時間あたりの生産個数も多く、そのうえで精度が抜群であることですよね。ところが現実には、そう簡単にいくものではありません。

充填速度と充填精度を例えていうなら、一回の吐出量を多くして充填スピードを上げたい場合、洗面器にいっぱいに入れた水を容器に充填すれば、多くの水を一度に注ぐことができるので、スピードは速いですよね。しかし、精度は悪くなります。次に、充填精度を重視しようとして、ティースプーンで水を汲んで、少しずつ足していけば、精度は良いかもしれませんが、充填速度は極端に遅くなりますよね。

これを解決するために、生み出されたのが、秤制御式の充填機です。

秤制御タイプの充填機は、最初に高速でおおよそ95%を充填し、それを秤が感知したところで、ちょろちょろと少量充填に切り替わります。つまり、先ほどの例でいうと、洗面器を使って容器に95%まで水を一気に入れ、後の微調整をティースプーンで行っているようなイメージです。

充填機メーカーナオミにも、秤制御の充填機があります。まず、液体充填を行いたい場合は、6ZR(ハンディ計量充填機)がオススメです。また、ジャムや粘性のあるスープを充填されたい場合は、8ZR(ハンディ計量充填機)という秤制御の充填機がオススメです。

ハンディ計量充填機 6ZR

どちらも、重量は6kgまで対応していますので、もし1kgの液体充填したい場合は、980g程度までを、高速でポンプを回し、980gに到達した時点で、ゆっくりとポンプを回すように切り替わります。この方法で、充填速度と充填精度を両立させることが可能となりました。

充填速度と充填精度、どちらの性能も重要視されている方は、一度充填機メーカーナオミにお問い合わせください。お客様の充填物や容器、容量などに合わせて、最適の充填機をご提案させていただきます!

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