ブッセの生地を充填機を使ってカップに均等に充填する方法とは?

ブッセの生地を充填機を使ってカップに均等に充填できる機械はオールエアピストン充填機(PSZD)です。

今回はブッセの生地におすすめの充填機と、ブッセの生地の充填作業に充填機を導入するメリット、そして充填機を導入する際に気をつけるポイントをご紹介します。

ブッセは、ふんわりとした食感のスポンジ生地にクリームやジャムを挟んだ焼き菓子です。やわらかいブッセの生地を手作業で1個ずつ容器に注入する作業は、定量充填が難しく、手間や時間がかかるだけでなく精神的にも負担がかかる大変な作業です。そこで、ブッセの生地を均等に小分けする充填作業のために充填機を導入して機械化すると、スピーディーな充填が可能になり作業効率が向上します。作業の効率化により労働時間も短縮され、働き方改革や働きやすい作業環境の実現にもつながります。

充填機を導入するメリット

ブッセの生地の充填におすすめの充填機は、オールエアピストン充填機(PSZD)です。オールエアピストン充填機(PSZD)は、空気を含むブッセの生地に適しています。ブッセの生地の充填に充填機を導入するメリットは主に3つあります。

1.空気を多く含む生地でも定量充填が可能

オールエアピストン充填機(PSZD)は、やわらかく空気を含むブッセの生地でも定量充填が可能です。充填範囲は約20cc〜500ccでスイッチを押すごとに自動で充填でき、生地を均等に充填することができます。

2.スピーディーな充填を実現

充填容量が200ccの場合、オールエアピストン充填機(PSZD)の1回の充填スピードは約3秒です。生地が傷むのを極力抑え、生地を容器や天板に素早く注入することができます。

3.フットスイッチで充填開始の操作が可能

オールエアピストン充填機(PSZD)は、足元のフットスイッチで充填開始の操作ができます。両手で他の作業を行うことが可能になるため、足元でフットスイッチの操作をしながら、手で容器の入った天板を支えたり動かしたりすることができ、充填作業の自由度が上がります。

充填機を導入する際に確認しておきたいポイント

ブッセの生地をオールエアピストン充填機(PSZD)で充填する際には、機械を通すことによって気泡を多く含んだ生地に変化がないかをチェックすることが一番大切なポイントです。

ブッセの生地はメレンゲを多く含んでいるため、機械に原料を通すことで生地の中に含まれる空気が押しつぶされてしまったり、焼きあがった際に生地のもつ特有の柔らかい食感に変化が生じたりする可能性もあります。充填機を購入する前にデモンストレーション等で充填機を使用してみて、十分に生地が膨らむかどうかや、求めている食感が出ているか、味の変化がないかを確かめることが大切です。

充填機メーカーナオミでは、担当営業がオールエアピストン充填機(PSZD)を現場に持参し、実際に商品を製造する作業場で、ブッセの生地の充填から焼き上がるまでの過程をデモンストレーションすることが可能です。実際に充填するブッセの生地に合わせて、最適な充填方法や充填機をご案内させていただきます。リモートにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

オールエアピストン充填機(PSZD)の機種詳細はこちら

資料請求・問い合わせはこちらから

TOP