コーンポタージュのレトルトパウチへの充填には充填機の導入がおすすめです。最適な機種を選定して機械を導入すると、大量生産や少人数での作業にも対応できます。今回は、コーンポタージュのレトルトパウチ充填に最適な充填機を選ぶためのポイントや充填機導入のメリットをご紹介します。
目次
最適な充填機を選ぶためのポイント
コーンポタージュの充填に充填機の導入を検討する際は、生産体制・生産環境・充填物の粘性などに合った機種を選ぶことが大切です。次の3つのポイントを事前に確認しておくことで、最適な機種を選びやすくなります。
1.生産量・生産する商品の種類
充填作業を行いたい充填物の種類とそれぞれの生産個数を明確にしておくことが重要です。1つの充填物を大量生産することに適した充填機もあれば、多品種小ロット生産に適した充填機もあります。充填物はコーンポタージュだけなのか、それ以外の充填物にも充填機を使いたいのか事前に確認しておくことをおすすめします。また、それぞれの充填物の希望生産個数（1日でどれだけ充填したいのか）も事前に確認しておきましょう。
2.固形物の量や大きさ
コーンポタージュに入っている固形物の量や大きさによって、最適な充填機が変わる場合があります。コーンポタージュにコーンなどの固形物が入っている場合は、粒の大きさや量をチェックしておく必要があります。
3.充填物（コーンポタージュ）の粘性
コーンポタージュの粘性によっても対応できる機種が異なる場合があります。また、コーンポタージュは粘性がゆるいものもあれば、とろみが強いものもあるため、充填機の導入前に確認しておくことがポイントです。
おすすめの充填機と充填機導入のメリット
充填機メーカーナオミの場合、コーンポタージュのレトルトパウチ商品を大量生産する場合に最適なオールエアピストン充填機 （PSZD）がおすすめです。オールエアピストン充填機を導入するメリットを主に3つご説明します。
1.充填スピードが速く、大量生産が可能
フットスイッチを踏むごとに決まった容量のコーンポタージュが定量充填されます。1個あたりの充填にかかる時間は約3秒（容量が200ccの場合）ほどで充填できるため、充填物を大量生産する際は少ない作業スタッフで効率的な充填作業が可能になります。
2.固形物を潰さずに充填できる
オールエアピストン充填機には、固形物を潰しにくいという特徴があります。コーンポタージュをレトルトパウチに充填する際に、コーンの粒などの固形物が潰れることを最小限に抑えます。
3.液体・粘体の充填に1台の機械で対応
粘性のあるスープやソースなどの充填物の他に、ジュースやドレッシングなどの液体充填も可能です。切替え弁・ホッパー・ノズルなどを交換することにより、液体・粘体のどちらの充填物にも使用できます。
コーンポタージュは商品によって粘性やコーンの粒などの固形物の量に違いがあり、最適な機種が異なります。多品種小ロットの充填作業にはハンディ充填機（DTZシリーズ）やパズル充填機（RD703シリーズ）の機種をおすすめする場合もあります。ニーズに合った機械をご紹介するため、充填機メーカーナオミでは、営業担当者が現場までお伺いしてデモンストレーションをさせていただいています。充填物や充填方法に合わせた最適な機種をご提案しますので、お困りごとやご不明な点などまずはお気軽にご相談ください。
