今回は、充填機を使って安全かつ効率よくカレーをレトルトパウチに充填するポイントとおすすめの充填機をご紹介します!
最近はテイクアウト需要の拡大により、手軽に食べることのできるレトルトパウチ食品が増えています。その中でも人気なのはカレーです。地域の特産物を使ったご当地レトルトカレーや有名店とコラボした高級レトルトカレーなど、そのラインナップも充実していますよね。レトルトカレーを作る際、パウチにカレールウを充填しますが、お玉ですくう手作業ではカレーがはねてヤケドする危険性もあり、安全にカレーをパウチに入れるのは大変な作業です。そこで充填機を使って充填作業をすることが可能です。
目次
カレールウの充填作業に充填機がおすすめな理由
カレールウを手作業でパウチに充填する際、まずは具材を入れ、その後にルウをお玉ですくって入れる場合が多いです。ですが熱々のカレーをお玉ですくうと、はねてヤケドする危険性があることに加え、具材の大きさに応じてルウの量を調整しなければなりません。そして、特に気をつけたいのは衛生面です。手作業で充填する際にパウチのふちにルウが付着すると、うまく密封できずに腐食してしまう可能性もあります。
カレールウを安全にも気を配り効率的に充填するのはとても難しいのですが、充填機を導入すれば、手作業のときよりも少ない人数で、かつほとんど人の手を介することなく簡単にカレーをパウチに充填することができます。
充填機を導入するにあたってのポイント
充填機にも様々な機種や機能があります。カレールウのパウチへの充填に充填機を導入するにあたって、特に抑えておきたいポイントや注意点を確認しておきましょう。
風袋引き機能がある充填機を選ぶと便利
レトルトパウチごとにカレールウの具材の重さに違いがあった場合、風袋引き機能のない充填機では、設定された重さでルウが充填されてしまうため、商品の重さに誤差が生じてしまいます。具材の重さに合わせて、一回一回ルウの量を調整しながら充填するのは効率も悪く面倒ですよね。そこで充填機に「風袋引き」機能があれば、例えばトータルで「200g」に設定した場合、具材の重さが10gであれば190gのカレールウを、具材が20gであれば180gのカレールウを自動で調整し充填することが可能です。
必ず充填作業のデモンストレーションを行う
「カレー」とひとことで言っても、ゴロッと大きな具材が入ったカレーや具材もルウに溶けたカレーなどさまざまです。具材の大きさによっては、具材は手作業で袋に入れて、ルウは充填機で入れるといったように、分けて作業をする必要があります。カレーの形状や粘性に合わせた機械を導入するため、購入前にはデモンストレーションを実施して、自分たちのカレールウが期待通りに充填できるか?実機を用いたテストをすることをおすすめしています。
カレールウの充填に最適なのはハンディ計量充填機(8DTZK-W)
ハンディ計量充填機(8DTZK-W)は卓上型でコンパクトでありながらも、カレールウのような流動性のある中粘度の充填物を大容量で正確に充填できるため、カレールウの充填に最適です。計量制御のため誤差も生じにくく、先ほどのポイントでお伝えした「風袋引き」も可能です。温度は100℃まで対応しているため、熱々のままカレールウをパウチに充填することができます。また充填物はチューブ内を通るため、洗浄が必要なのはチューブのみという手軽さも魅力の一つです。
充填機メーカーナオミでは用途に合わせた最適な充填機やオプション品などをお客様にご提供できるように、ご購入前にも営業担当が訪問し、実際に製品を使ってのデモンストレーションも行っています。リモート対応も可能ですので、まずはお気軽にご連絡くださいね。
製品名 | ハンディ計量充填機(8DTZK-W) |
本体サイズ | W370.4×H328.5×D300(mm) |
主な充填物 | カレー、ジャム、ミートソース、中華あん、シチュー、スープなど |
製品詳細 | 製品情報はこちらからご覧ください |
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