高温の葛餅をガゼット袋へスピーディーに小分け充填する最適な充填機の選び方は?

高温の葛餅をガゼット袋へスピーディーに小分け充填する機械はオールエアピストン充填機(PSZD)です。

とろみのある食感と透明感があり見た目にも涼しげな葛餅は、夏に人気の和菓子です。出来立ての葛餅は高温で粘度もあるため、手作業でガゼット袋へ充填する場合、定量充填することが難しく充填作業に時間がかかってしまいます。そこで、作業効率を上げ安全な作業環境を実現するために、充填機の導入をおすすめしています。今回は、くずもちをガゼット袋に充填する際に充填機を導入するメリットと導入前に気をつけたいポイントをご紹介します。

ロータリー充填機のメリット

葛餅をガゼット袋へ小分け充填するのに最適な充填機は、ロータリー充填機(RX02EC+RU02)です。葛餅の充填作業に充填機を導入した際のメリットを3つご紹介します。

1.粘度のある葛餅をスピーディーに充填

ロータリー充填機(RX02EC+RU02)は、ポンプの中に配置されたローターが回転することで充填物を押し出す構造となっており、粘性の高い充填物の充填を得意としています。粘度のある葛餅でも、充填機でガゼット袋へ定量充填する際にかかる充填時間は、1個あたり1〜2秒(300gの葛餅を充填する場合)です。スピーディーに定量充填することが可能です。

2.耐熱100℃までの高温充填に対応

出来上がりが高温の葛餅は充填作業に時間をかけてしまうと、次第に原料が冷めて固くなり、充填が難しくなってしまうことがあります。ロータリー充填機は100℃までの充填物に対応しているので、温度の高い出来立ての葛餅を熱いうちに充填することができます。

3.充填口のノズルは、ガゼット袋に合わせて選定することが可能

ガゼット袋の長さに合わせたオプションのノズルを選ぶことで、袋の奥までノズルを差し込むことができます。また、袋に合わせたノズルを用いてガゼット袋に沿うように充填することで、袋の中に空気が入ることを最小限に抑えます。充填機メーカーナオミの場合は、ノズルの長さ・太さについては、お客さまのご要望にあわせてカスタマイズすることも可能な場合がありますので、担当営業にご相談ください。

ロータリー充填機の導入前に気をつけたいポイント

葛餅の充填作業を機械化する際に注意しておきたいポイントが2つありますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.食感などの変化が生じる場合がある

葛餅は機械を通すことにより、気泡が混入するなどして食感が変わる可能性も考えられます。また、葛餅は時間の経過に伴って温度が下がり固まるため、固まらないうちに充填ができるかどうか、作業工程や充填時間を事前に確認しておくことが重要です。

2.充填物の粘性や希望する充填方法によって仕様が異なる場合がある

ロータリー充填機(RX02EC+RU02)は、粘度がある葛餅に適しています。葛餅などの粘性が高い原料だけでなく、液体や粉体の充填も行う場合は、充填機メーカーナオミのパズル充填機(RD703シリーズ)が適している場合もあります。

満足のいく出来上がりになっているか、充填物の特性に適しているかを、充填機の導入前に見極めるためにも、実際の環境で原料を用いてテストを行うことが大切です。充填機メーカーナオミでは、担当者が現場に直接お伺いしてデモンストレーションをさせていただいています。最適な機種をご案内させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

ロータリー充填機(RX02EC+RU02)について詳しくはこちらをご覧ください

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