わらびもちの充填作業を機械化するときはパズル充填機(RD703)を使うと簡単に小分けができます。

わらびもちの充填作業を機械化するときはパズル充填機(RD703)がおすすめです。

今回は、わらびもちをカップに均等に注入できる充填機という機械をご紹介します。わらびもちは冷めると固まってしまうため、高温のまま素早く手作業でカップに小分けするのは大変ですよね。実は、わらびもちや水ようかんなど、粘性がある和菓子の製造でも小分け作業には充填機が活用されているんです。そこで、わらびもちの充填作業を充填機を導入して機械化する際に気をつけるポイントや、わらびもちに最適な充填機の機種をご紹介します。

 

わらびもちの小分け作業に充填機が最適な理由とは

わらびもちは冷えると固まる特性があるため、温度が高いうちに素早く充填することが重要です。手作業の場合、天板に流し込み、冷ましてから切る作業を行うなど時間がかかってしまいます。そこで充填機を使えば、温度が高いうちに半自動で素早くカップに小分け充填することができるので、鮮度を損なうことなく、少人数でも短時間で充填することができます。

また最近は「HACCP(ハサップ)」の観点から、食品衛生法もより厳重なものに改正され、異物混入の防止や衛生面から「人の手を介さない取り組み」を保健所でも推進しています。わらびもちの小分け作業を機械化することで人の手を介する工程を少なくし、安心安全な環境を整えることができます。(参考:厚生労働省

充填機を導入するときのポイント

わらびもちの小分け作業に充填機を導入する際の注意点とポイントをご紹介します。

・スピードと繊細な設定のどちらを優先したいか

作業効率を高めたり温度変化により粘性が変化したりする前に充填作業が完了できるように、スピード重視で充填をしたいのか。あるいは、和菓子の製造には繊細な作業が多いため、色の変化や泡立ちなどに気をつけて細やかな設定や誤差の少ない充填をしたいのか。スピードと繊細な設定のどちらを優先したいか、充填物に応じた最適な製品を選ぶ必要があります。

・温度による粘性の変化など、特性に合わせた充填機を選ぶ

わらびもちは、加熱しながら混ぜることで粘性が高まります。その粘性を調整する最も重要なポイントは「温度」なので、原料の温度を均一に保たなければなりません。そのため充填機を導入する前には、温度によってどれほど粘性が変化するか、スムーズに充填ができるかどうかを事前に確認することをおすすめします。

わらびもちの充填に最適なのはパズル充填機「RD703+RU01」

充填機メーカーナオミの場合、わらびもちの充填に最適な製品は、パズル充填機の粘体仕様「RD703+RU01」です。充填物の温度は100℃まで、約10gから最大6000gまでの粘体充填が可能であるため、わらびもちをカップ充填する小分け作業に適しています。重さは約20kgで家庭用電子レンジほどのサイズですので、それほど場所をとらず持ち運びも可能です。また部品点数が少なく、簡単に洗浄できるのもトータルの作業効率がアップする要因の1つです。毎日のお手入れの負担も軽減されます。

スピードを重視したい場合は「回転制御タイプ(RD703-T+RU01)」、精度を重視したい場合には「計量制御タイプ(RD703-W+RU01)」がおすすめです。

充填機メーカーナオミでは、充填物や充填方法に合わせた最適な機械をご案内しています。ご購入前には営業担当が訪問し、実際に製品を使ってのデモンストレーションも行っています。リモート対応も可能ですので、まずはお気軽にご連絡くださいね。

製品名 RD703+RU01(粘体仕様)
製品画像
わらびもちの小分け充填に最適なパズル充填機(RD703+RU01)
画像は回転制御タイプ(RD703-T+RU01)
主な充填物 ジャム、カスタード、ケーキ生地、わらびもち、フィナンシェ、シュークリーム、こしあんなど
サイズ(本体) W341×H267×D421(mm)
製品詳細 製品の詳細はこちらからご覧ください

資料ダウンロード・問い合わせはこちら

TOP