みなさんは「ボトリングマシン」という機械をご存知ですか？「手作りのドレッシングをもっと簡単に早くボトルに充填したい」というお悩みをボトリングマシンは叶えてくれる機械です！今回は初めてボトリングマシンを導入する際のポイントや注意点を踏まえて、ドレッシングのボトル詰めに最適な卓上型の機械（充填機）をご紹介します。
目次
1.ボトリングマシンとは？
ボトリングマシンは醤油やドレッシングなど液体物を瓶やプラスチックなどのボトルに自動または半自動で充填するボトル充填機のことです。最近はカレーやラーメンスープ、パスタソースなどもセントラルキッチンで卓上型のボトリングマシンを使って充填されるケースが増えています。
ボトリングマシンの最大のメリットは、手作業で行うよりも簡単にスピーディーにボトル詰めができるようになることです。2名体制だったのが1名で取り組めるなど充填作業の効率がアップするので、人員不足の解消や人件費の削減につながります。また食品衛生法の改正が執行された事に基づき、異物混入や衛生面の観点から人の手を介さないため、保健所より営業許可の条件として充填機の導入を求められる場合も増えてきているようです。（参考資料：厚生労働省）
ドレッシングの製造量が1日何十万本とある場合は全自動の大型機を使用するのが望ましいですが、1日に100本以上～1万本未満でしたらナオミが取り扱っている半自動の家庭用ボトリングマシン（充填機）をおすすめします。
2.最適な機械（充填機）を選ぶためのポイントと注意点
ドレッシングの充填に最適な充填機を選ぶ際には3つのポイントと注意点があります。
・沈殿しないように撹拌機を取り付ける
ドレッシングは種類によって状態が様々です。サラッとしている液体状のドレッシングもあれば、ドロっとした粘度のあるドレッシングもあります。また、固形物が入っているドレッシングもあれば入っていないものもあります。中でも油や味噌などを使用している場合、どうしても沈殿しやすくなってしまいます。その場合は撹拌機を付けることをおすすめしています。撹拌機を回しながら充填していくことでドレッシングの沈殿を抑え、均等にボトルに充填することができます。
・機械の洗浄や交換のしやすさ
ドレッシングを何種類か製造する場合、品種ごとに使った器具を洗浄するのは大変な作業です。多品種のドレッシングを充填するなら、洗浄のしやすさは作業効率に関わる大きなポイントです。機械を使う場合は、充填ができるかできないかだけではなく、洗浄作業にどのくらいの時間がかかるのか、機械を分解する作業は簡単にできるのかも事前に確認しましょう。
・充填物の具材が大きめの場合はぜひデモンストレーションを
充填物に含まれる固形物が大きめの場合は、固形物を均等に充填することが難しいこともあります。ですので購入前には、デモンストレーションをすることをおすすめしています。充填機メーカーナオミでは、現場に実機を持ってお伺いし、デモンストレーションをすることができます。（リモートデモも可能です）
3.ドレッシングの充填に適しているのはハンディ計量充填機（6DTZ-W）
ドレッシングの充填に適したナオミ製品のボトリングマシンをご紹介します。チューブポンプ式のハンディ計量充填機（6DTZ-W）です。30gから1000gくらいまでの液体充填に最適な製品で、卓上型の計量ユニットで制御するので精度の正確さを求めるお客様に多くご利用いただいています。
ドレッシングを製造される場合、和風ドレッシング、ごまドレッシング、にんじんドレッシング、フレンチドレッシングなど、さまざまなドレッシングをボトリングされるケースが多いと思います。ハンディ計量充填機（6DTZ-W）は、最大20品目の設定が登録できますので、多品種のドレッシングを1台の機械で充填することができます。また、ドレッシングの種類ごとにチューブを揃えておけば、味が混ざる心配もなく、充填物の種類ごとに機械を揃える必要もないので、多品種小ロットのドレッシングの生産に最適です。
本体の重さは約13.6㎏と持ち運びが可能でコンパクトな製品です。また、充填物は機械の中を通らず、チューブのみを通る仕組みなので、洗浄部分はチューブのみでお手入れ簡単です。
充填機メーカーナオミでは用途に合わせた最適な充填機やオプション品などをお客様にご提供できるように、ご購入前にも営業担当が訪問し、実際に製品を使ってのデモンストレーションも行っています。リモート対応も可能ですので、まずはお気軽にご連絡くださいね。
4、製品情報
| 製品名 | ハンディ計量充填機（6DTZ-W） |
| 製品画像 |  |
| 主な充填物 | 醤油、酢、ドレッシング、ソース、オリーブオイル、甘酒、除菌剤など |
| サイズ（本体） | W275.8×H312×D353.4(mm) |
| 製品詳細 |
