タレの充填は充填機の選定がポイント!タレの特性と容器によって最適なタレ充填機は異なります。

本日は、タレの充填についてご紹介したいと思います。タレの充填でポイントとなるのは、タレの特性に合わせて充填機を選ぶことと、どのような容器に充填をしたいかによって、充填機のタイプが違ってくることです、

1、充填機の選定について

ひとくちにタレを充填するといっても、サラサラの液体状ものからドロッとした粘性のあるタレまで千差万別です。また、タレの中に玉ねぎのみじん切りやゴマなどの固形物が入ったものもあります。

ですので、最適な充填機を選定するには、実際に充填機を使ってデモンストレーションをしてみて、機種を決める方がいいと思います。

タレの充填に向いているはずの充填機を購入したとしても、ご自身が充填されたいタレの特性とは違うタレに最適だったという場合もあります。購入してから後悔しないためにも、購入前に充填テストをされることをオススメします。

2、サラサラの液体状のタレを充填したい場合

ガラス瓶、ペットボトル、パウチ袋、チューブ状など、タレを充填する場合は、容器が多種多様です。
手作業で充填をする場合、タレを注入する量はバラバラになりますし、袋やボトルの口がタレでベタベタになり、シール不良の原因となります。

こんな時に大活躍するのが、ハンディタイマー充填機(4DT)にオプション品の充填ガンをセットしたタイプです。
この充填機は、タイマー制御なので、常にタレを正確に入れられます。
タンクや寸胴に入ったタレをチューブで吸い上げながら、充填ガンで定量に容器に充填することができます。

3、トロっとしている粘性のあるタレを充填したい場合

ドロッとしたタレで粘性が強い場合は、タレを吸い上げることが難しい場合があります。
その時は、タレを充填機のホッパーに入れて充填する方法となります。吸い上げだけでなく、ホッパーも装着できる兼用タイプもありますので、対応できるタレの幅がグッと広がります。
この場合は、パズル充填機 粘体仕様(RD703+RU01)をオススメしています。

4、肉や魚などとタレの重量を計りながら充填したい場合

もっと高度な充填として、袋に肉を入れて、重量を計りながらタレを充填したい場合です。
肉の重量には、多少なりともバラつきがあるとします。これは自然のものなので、タイマー制御や回転制御の充填機では、確実に同じタレを重量するのは不可能です。

そこで活躍するのが、計量ユニットが付いているタイプのハンディ計量充填機です。
タレがサラサラの液体状の場合は、ハンディ計量充填機(6ZR)、トロッとした粘性があるタレの場合は、ホッパーからの充填が必要となるので、ハンディ計量充填機(8ZR)がオススメの機種です。
このタイプで充填すると、肉の重量とタレの重量の合計重量を、あらかじめ設定することで、常に一定重量の製品を作ることができます。

例えば、肉とタレの合計重量が100gになるように製品を作りたいと仮定します。
その場合、肉が85gの場合は、タレの追加は15gとなりますよね。
肉が85gの場合は、タレの追加分を充填機が考えて15gだけ追加充填します。

もちろん、肉がもし90gだった場合には、充填機は10gだけタレを充填することが可能です。
これは計量式充填機の大きな強みです。
これを、充填作業をする方が手作業で行おうとすると、ものすごく手間のかかる作業になってしまいます。

タレの充填に充填機を使いたいな〜と思われている方は、一度充填機メーカーナオミまでご相談ください。
充填テストや現場でのデモンストレーションを行い、最適な充填機をご提案させていただくことが可能です。

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